アクロス福岡のご紹介
「アクロス福岡」は旧県庁舎北側跡地に、「国際、文化、情報の拠点形成を基本理念とした施設の構築」を目的として、福岡県の各種施設と店舗オフィスの民間施設との公民複合施設として1995年3月に竣工しました。明治9年以来、福岡県行政の中心として親しまれた福岡市天神の旧県庁舎の跡地に立地する「アクロス福岡」は、福岡県はもちろん九州の中枢機能都市、福岡市の中心地区にあり、人、物、情報のアクセスに恵まれ、国際、文化の情報交流拠点となる都市施設です。
敷地約13,600㎡は、南に天神中央公園と接し、アクロス福岡のステップガーデンへつながり緑のオープンスペースとして開放します。北は明治通りに接し、東は中洲、川端、通称博多地区へ、西は渡辺通り、大名地区へつながる交通の拠点でもあり、また地下2階では地下鉄天神駅への通路とつながり、博多駅、福岡国際空港、県庁および姪浜、唐津へのアクセスに便利です。
敷地約13,600㎡は、南に天神中央公園と接し、アクロス福岡のステップガーデンへつながり緑のオープンスペースとして開放します。北は明治通りに接し、東は中洲、川端、通称博多地区へ、西は渡辺通り、大名地区へつながる交通の拠点でもあり、また地下2階では地下鉄天神駅への通路とつながり、博多駅、福岡国際空港、県庁および姪浜、唐津へのアクセスに便利です。
アクロス福岡(南側外観)
アクロス福岡(北西面全景)
「アクロス福岡<ACROS Fukuoka>とは、Asian Crossroads Over the Sea-Fukuoka(アジアのクロスロード福岡)。海を越えてアジアと結びつきを強め、クロスロードとしての役割が期待される福岡を表現しています。
自然との共生、心潤う空間づくりをテーマにした施設であるアクロス福岡は、建物を都会の中の一つの山と見立て、全面緑化されたステップガーデンには四季折々の植物が生い茂り、訪れる人々に潤いと安らぎを与える都会のオアシスとなっています。建物内部には、約1,800席を誇る本格的なクラシック専用の福岡シンフォニーホールをはじめ、国際会議場やイベントホール等の多目的ホールのほか、福岡県の伝統的工芸品等を常設展示する匠ギャラリーや九州・沖縄、山口エリアの情報を提供する文化観光情報ひろば、こくさいひろば、パスポートセンターなど、さまざまな魅力あふれる施設を備えています。
店舗は地下2階から地上3階まで、オフィス部分は3階から13階までとなります。
自然との共生、心潤う空間づくりをテーマにした施設であるアクロス福岡は、建物を都会の中の一つの山と見立て、全面緑化されたステップガーデンには四季折々の植物が生い茂り、訪れる人々に潤いと安らぎを与える都会のオアシスとなっています。建物内部には、約1,800席を誇る本格的なクラシック専用の福岡シンフォニーホールをはじめ、国際会議場やイベントホール等の多目的ホールのほか、福岡県の伝統的工芸品等を常設展示する匠ギャラリーや九州・沖縄、山口エリアの情報を提供する文化観光情報ひろば、こくさいひろば、パスポートセンターなど、さまざまな魅力あふれる施設を備えています。
店舗は地下2階から地上3階まで、オフィス部分は3階から13階までとなります。
- ステップガーデン
- シンフォニーホール
- 国際会議場
地下2階から地上12階までを貫く巨大なアトリウムによって明るく開放感に満ちた、巨大な吹き抜けが、館内を自然光で包み込む。常に開放感を感じながら施設を利用できます。
地下2階から地上12階までの高さ58.4m、気積約69,000㎥巨大吹き抜け空間は、オープンスペースを形成すると共に、建物内諸施設へのアクセス起点となっています。空間構成としては、西側は円形平面のガラスとガルバリウム鋼板を組み合わせたスクリーンをセットバックさせながら、吹き抜けを形成しています。東側は、角度を振った巨大な大理石面と面をずらしたコンクリート打ち放し仕上げの壁を組み合わせ、これらにステップガーデンの床がオーバーハングするといった複雑な形態になっています。
地下2階から地上12階までの高さ58.4m、気積約69,000㎥巨大吹き抜け空間は、オープンスペースを形成すると共に、建物内諸施設へのアクセス起点となっています。空間構成としては、西側は円形平面のガラスとガルバリウム鋼板を組み合わせたスクリーンをセットバックさせながら、吹き抜けを形成しています。東側は、角度を振った巨大な大理石面と面をずらしたコンクリート打ち放し仕上げの壁を組み合わせ、これらにステップガーデンの床がオーバーハングするといった複雑な形態になっています。
アトリウム
アクロス福岡シンボルマーク
- 建物は「ACROS」の頭文字「A」をベースとして、特徴的なステップガーデンの形と緑を表しています。さらに濃い緑色には、九州・アジアの豊かな自然が表現されています。
- 波は福岡とアジア各地を結ぶ海を表し、またステップガーデンを流れる滝を連想させます。
- 太陽は九州・アジアのイメージであり、ステップガーデンを突き抜けるアトリウムのユニークさも連想させています。
- 花はステップガーデンに咲く紅梅で、福岡県の県花である梅の花を表しています。
建設経緯
1981.11 | 福岡県庁舎が天神から博多区東公園へ移転し、跡地の南側は、天神中央公園として生まれ変わる。残る北側部分は、イベント広場として使用。 |
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1989.6 | 「県庁舎北側跡地利用に関する基本構想」が策定され、国際・文化・情報の交流拠点となる施設の建設が決定。 |
1990.12 | 「福岡県国際会館(仮称)提案競技」の募集が行われる。提案者6グループ。 |
1991.2 | 第一生命保険・三井不動産、福岡綜合開発、西日本不動産開発、日本設計グループ案が選定された。 |
1992.1 | 着工 |
1993.3 | 公募に基づき建物愛称「アクロス福岡」に決定。(応募総数5,287点) |
1995.3 | 竣工 |
1995.4 | 施設オープン |
1995.7 | 福岡シンフォニーホール杮落し |
建物概要
建物名称 | アクロス福岡 |
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所在地 | 福岡県福岡市中央区天神1丁目1番1号 |
道路幅員 | 北25m、西18m |
発注 | 第一生命保険、三井不動産 福岡県(完成後買い取り) |
基本構想 | 日本設計、竹中工務店、エミリオ・アンバース |
設計 | 日本設計、竹中工務店 |
監理 | 日本設計 |
施工 | 竹中・鹿島・清水・九州・高松・戸田 建設共同企業体 |
設計期間 | 1990年8月~91年12月 |
施工期間 | 1992年1月~95年3月 |
建築概要
敷地面積 | 13,647.54㎡ |
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建築面積 | 10,622㎡ |
建ぺい率 | 77.83% |
延床面積 | 97,493㎡ |
容積対象面積 | 81,646㎡ |
駐車場面積 | 15,847㎡ |
容積率 | 598.25% |
構造 | 鉄骨、及び鉄骨鉄筋コンクリート造(地下一部コンクリート造) |
階数 | 地下4階、地上14階、塔屋1階 |
最高軒高 | 59.45m |
最高高さ | 60.0m |
アクロス福岡受賞歴
年月日1996年5月 | 賞名照明普及賞 | 設置者 ※受賞時の名称社団法人照明学会 |
年月日1996年10月 | 賞名緑のまちづくり賞 (第11回オフィスグリーン設計賞) |
設置者 ※受賞時の名称財団法人福岡市緑のまちづくり協会 |
年月日1996年11月 | 賞名第37回建築業協会賞(BCS賞) | 設置者 ※受賞時の名称社団法人建築業協会 |
年月日1999年2月 | 賞名第12回福岡市都市景観賞 シンボル部門 | 設置者 ※受賞時の名称福岡市 |
年月日2000年10月 | 賞名第1回JIA環境建築賞 一般建築部門 優秀賞 |
設置者 ※受賞時の名称社団法人日本建築家協会 |
年月日2000年11月 | 賞名Business Week/Architectural Record Awards Business Week American Institute Of Architects |
設置者 ※受賞時の名称米国建築家協会 |
年月日2001年10月 | 賞名都市緑化功労賞 | 設置者 ※受賞時の名称社団法人日本公園緑地協会 |
年月日2002年10月 | 賞名第1回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール 国土交通大臣賞:屋上緑化大賞 |
設置者 ※受賞時の名称財団法人都市緑化技術開発機構 |
年月日2003年12月 | 賞名第13回AACA賞 優秀賞 | 設置者 ※受賞時の名称社団法人日本建築美術工芸協会 |
年月日2003年5月 | 賞名第1回環境・設備デザイン賞 環境デザイン部門 最優秀賞 |
設置者 ※受賞時の名称社団法人建築設備綜合協会 |
年月日2010年5月 | 賞名平成21年 照明普及賞 九州支部長賞 | 設置者 ※受賞時の名称一般社団法人照明学会 |
年月日2016年7月 | 賞名エネルギー低減検証の取り組み 奨励賞 | 設置者 ※受賞時の名称一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター |
年月日2024年2月 | 賞名JIA25年賞 | 設置者 ※受賞時の名称公益社団法人日本建築家協会 |
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